「バレエストレッチ」とはどんなものなのか、ご存知ですか?
バレエストレッチはバレリーナが行うストレッチのことですが、実はバレリーナではない一般の人でも簡単にできるものもあるのです。
バレエストレッチに毎日取り組むことで姿勢がよくなったり、肩こりや腰痛が改善したりとメリットがたくさん!身体のことで悩みが増える年代の女性は取り組まない手はないと言っても過言ではありません。
そこでこの記事では今日から始められる、初心者でも簡単なバレエストレッチをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
バレエストレッチとは
バレエの動きは足を高く上げてその姿勢をキープしたり、関節をしっかり曲げ伸ばしして高くジャンプしたりします。
そのような動きをうまくやるためには、関節の可動範囲を大きくすることが重要です。関節の可動範囲が広がることで、様々なバレエの動きの完成度が高くなります。
そのため、バレリーナはバレエのパフォーマンスを最大限に高めるため、入念にストレッチを行うのです。
バレリーナが日ごろから行っているストレッチ法には美容や健康につながるエッセンスが詰まっており、バレリーナ以外でも取り組めるものがあります。
運動の苦手な人でも簡単にできるので、ぜひ試してみてください。
初心者でも影響あり!バレエストレッチの効果
バレエのストレッチは初心者でも実感できる、以下のような効果があります。
- 姿勢がよくなる
- むくみにくくなる
- 睡眠の質が高まる
- 運動の質が上がる
ストレッチをして可動範囲が広がり、これまで使われなかった筋肉が使われるようになるので、日常生活の行動にもよい影響があります。
血の巡りがよくなるので、むくみにくくなったり、睡眠の質が上がるという点も大きなメリットとなるでしょう。
バレエストレッチは、朝起きた後や睡眠の一時間前にやるのがおすすめです。体の柔軟性を高めたり、睡眠の質を高めたりする効果があります。
継続して決まった時間にやることで、日に日に身体の違いを実感できるはずです。
自宅で始められるバレエストレッチ
今日からすぐに始められるかんたんなバレエストレッチを紹介していきます。
バレエをやったことがない人でもチャレンジできるものばかりなので、ぜひ試してみてください。
股関節ストレッチ
①あぐらの状態で座り、足裏を合わせる。
このとき、背筋を伸ばし、お尻が出ないように気を付けてください。
②左右に体重をかけて体を揺らす。
この時に両足をつかんで、姿勢をキープしたままにしましょう。
深呼吸をしながら、何度も繰り返し行いましょう。
このストレッチを続けることで、少しずつ股関節がほぐされます。
開脚ストレッチ
美脚につながる開脚ストレッチをご紹介します。
①左右にできる限り大きく開脚する
背筋を伸ばしてまっすぐな姿勢を保ってください。
②姿勢を保ったまま、両手を床につく
姿勢が崩れてしまわないように注意しましょう。
③両手を床に這わせながら、上半身を前に倒す
姿勢が崩れないように注意を払いながら、ゆっくりと倒していきます。
ももの裏と膝の裏は伸ばしたままです。
④体を倒せるところまで倒してキープ
ゆっくりと息を吐きながら、そのまま10秒キープしてください。
肩ストレッチ
肩こりや腰痛予防に効果のある、肩ストレッチです。
①四つん這いになる
両手両足は肩幅に開きましょう。
②背中をそらす
息を吐きながらゆっくりそらしていきましょう。
この時、お尻の位置がずれないように注意してください。
③背中を丸める
息を吸いながら丸めていきましょう。これを何度か繰り返します。
肩こりや腰痛予防につながるのでおすすめです。
お尻ストレッチ
腰痛やヒップアップに効果のあるお尻ストレッチです。
①仰向けで横になり、片膝を立てる
②膝を立てていない方の足首を90度に曲げ、そのまま脚を上げる
③上げた脚の太ももの裏で手を組み、体に引き寄せる
そのまま10秒間キープしましょう。
④片足でも同じように繰り返す
腰、お尻、太もも、ひざ裏、ふくらはぎ、アキレス腱が伸びているのを確かめながらやるとよいでしょう。
まとめ:手軽にできるバレエストレッチを暮らしに取り入れよう
バレエストレッチの中でもとても簡単で、体が硬い人でもできるストレッチをご紹介してきました。
自宅ですぐに取り入れることができるので、お風呂に入った後や起床直後に積極的に取り組んでみましょう。
ストレッチ以外でも、バレエには美容や健康によい要素がたくさん詰まっています。
もしこの記事をきっかけにバレエに興味をもった場合は、バレエ教室で習ってみるのもよいでしょう。プロに教われば、もっと自分にあったストレッチ方法を見つけることができますし、バレエの基本の動きを覚えれば、ストレッチ以上に美容や健康に効果があります。
ぜひこの記事を参考にバレエに触れてみてくださいね。