
海外のセレブが取り組んでいることから話題になった「バレエエクササイズ」をご存知ですか?
バレエエクササイズに取り組むことで体幹を鍛えることができ、ダイエットに直結するような効果がたくさん期待できます。
「なんだか難しそう……」と感じる方もいると思いますが、バレエエクササイズは簡単なものも多く、バレエ未経験の方でもチャレンジすることができるのです。
この記事ではバレエエクササイズの効果や、今日から実践できる簡単なバレエエクササイズをご紹介します。
Contents
バレエエクササイズとは
バレエエクササイズとは、クラシックバレエの動きを基本に置いたエクササイズのことです。海外の女優が美容と健康のためにやっていたことや、自宅で手軽にできることから話題になりました。
手足の曲げ伸ばしをしたり、高く上げて伸ばしたりして、体幹を意識したトレーニングを行います。
バレエエクササイズに意欲的に取り組むことでインナーマッスルが鍛えられるので、しなやかな筋肉の付き方になります。
バレエエクササイズの効果
筋肉の曲げ伸ばしをする動きの中にストレッチの要素が含まれているため、バレエエクササイズでは、様々な効果を感じられるでしょう。以下では、期待できる主な効果をご紹介します。
インナーマッスルが鍛えられる
バレエエクササイズはインナーマッスルを鍛えることができる動きが多くあります。
インナーマッスルが鍛えられることで基礎代謝が上がり、太りにくい体に近づくことが可能になるのです。
体幹が鍛えられるので、姿勢がよくなり、普段から美しく見える立ち方や座り方が楽にできるようになります。
くびれができやすくなる
ぽっこりしたお腹は、内臓周りの筋力不足から生まれます。
バレエエクササイズによって、お腹周りの筋肉を鍛えることができれば、内臓周りの筋力不足がなくなり、ぽっこりお腹を解消することができるのです。
お腹周りの筋肉を鍛えればウエストが細くなり、美しいくびれへと近づくことができます。
スラリ脚に近づける
バレエエクササイズはストレッチの役割もあり、血の巡りがよくなるといった効果も期待できます。
そのため、むくみにくくなり、脚が引き締まりやすくなります。
また、バレエエクササイズによって下半身のインナーマッスルが鍛えられるのも、脚を細くするために役立ちます。
くびれをつくる!2つのバレエエクササイズ
美しいくびれを実現させるためのバレエエクササイズを2つご紹介します。
上半身をねじるエクササイズ
上半身をツイストする、簡単なエクササイズです。
- 体育座りをする
この時に背筋を伸ばしましょう。骨盤の真ん中に上半身を乗せるような意識で、まっすぐに体育座りをしてください。 - 左手を右足の外側に出しねじる
左肘で右足を押しながら右へねじってください。
この時に最初の姿勢を崩さないように注意しましょう。 - 3秒間そのままキープして戻す
これを反対側でも繰り返してください。
太ももを挙げて腹筋を鍛えるエクササイズ
自宅で簡単にできる腹筋を鍛えられるエクササイズです。
- 仰向けで横になり、両手を頭の後ろに組む
- 左ひざを上げ、胸に近づける
- 右ひじを上げた左ひざに近づける
この時、体をグイッとねじってください。 - 5秒間そのままキープして戻す
反対側も繰り返しましょう。
目指せ ほっそり脚!2つのバレエエクササイズ
美脚に向けたトレーニングになるバレエエクササイズを2つご紹介します。
内ももを鍛えるバレエエクササイズ
難易度の低い簡単なエクササイズです。
- 四つん這いの姿勢になる
床につく腕はまっすぐ伸ばし、背筋もピンと伸ばしましょう。 - 左足を身体の高さまで上げる
左足は床と水平にまっすぐ伸ばすようにしてください。 - 左足を下ろし、また上げる
これを繰り返すようにしてください。20回程度繰り返したら、右足も同様に行いましょう。
太ももの裏を伸ばすストレッチ
こちらも簡単なエクササイズで、横になって行えます。
- 仰向けで横になり、片膝を立てる
- 膝を立てていない方の足首を90度に曲げ、そのまま脚を上げる
- 上げた脚の太ももの裏で手を組み、体に引き寄せる
そのまま10秒間キープしてください。もう片方の足でも同じように繰り返してください。
これらのバレエエクササイズを腰、お尻、太もも、ひざ裏、ふくらはぎ、アキレス腱が伸びているのを確かめながらやると効果が増します。
姿勢を美しくするバレエエクササイズ
姿勢がきれいになるだけで、かなりスタイルがよく見えるようになります。
バレリーナの立ちポーズをマスター
まずはバレリーナの正しい立ち方をマスターしましょう。
- 頭を天井から引っ張られているイメージで立つ
耳の後ろから肩、腰までを一直線にしましょう。これは全身鏡で確認して、感覚をつかんでください。重心をなるべく上にやり、天井から頭を引っ張られているイメージで立ちましょう。 - 常におへそと背骨を近づける
立っている間は常に、おへそと背骨を近づけるように意識し、お腹に力を入れてください。これを意識することで、体幹を鍛えることができます。 - 首には力を入れない
首はすっと自然形で伸ばして、リラックスしましょう。姿勢を良くしようとすると、肩に力が入りやすいので注意してください。
これが立ち方の基本です。
この立ち方をマスターして過ごすだけでスタイルがよく見えるうえ、体幹も鍛えられます。
姿勢を支えるための体幹を鍛える「プリエ」
バレリーナの基本である「プリエ」の方法をご紹介します。
- かかとを付けたままつま先を開く
立ち姿勢は、頭を天井から引っ張られているイメージのバレリーナの立ちポーズを守りましょう。ひざとつま先は同じ方向を向くようにしてください。つま先を開いたとき、膝がつま先よりも内側にならないよう注意しましょう。 - 腰が折れないように、ひざを曲げる
床に向かって骨盤を水平におろしてください。このとき、姿勢を崩さないように注意しましょう。バレエスタジオにあるバーの代わりに、テーブルや椅子に手をかけて行ってください。 - さらに深く腰を下ろすと「グランプリエ」
プリエに慣れ、正しい姿勢が身についたら、グランプリエに挑戦してみましょう。姿勢を崩さないように注意しながら、ゆっくりと膝を完全に曲げていきます。しゃがみこんだときに「ふう」力を抜いてしまいやすいので、注意してください。
足首や膝が痛む場合、足を開いてやってもOKです。
太ももの筋肉も鍛えられるので、脚が細くなるのも期待できる動きになっています。
まとめ:バレエエクササイズを始めよう
バレエは体幹を鍛えられ、美しいボディへ導いてくれます。
この記事で紹介したエクササイズは簡単なものばかりなので、ぜひ今日からチャレンジしてみてください。
興味がわいた人は本格的に習ってみるのもよいでしょう。
講師からアドバイスをもらうことで、間違った姿勢を覚えることがなくて済みます。
とくにプリエは本格的にマスターするのであれば、プロの講師にアドバイスをもらいながらやるのがベストですよ。