姿勢が悪いと起こる症状は肩こり・腰痛だけじゃない!肥満や無気力を引き起こす理由とは?

 

姿勢が悪いのはカラダに悪いということはわかっていても、具体的にどんな症状を引き起こすのかは知らない、という人は多いのではないでしょうか。

この記事では、姿勢が悪いと起こる症状にはどんなものがあるのかをご紹介します。

悪い姿勢を改善する方法も紹介するので、参考にしてみてください。

姿勢が悪いと起こる症状①肩こり・腰痛

姿勢が悪いことでもっとも起こりやすいのは「肩こり」や「腰痛」です。

カラダの中で偏った部位に負荷がかかりすぎたり、姿勢が悪いことによって、血のめぐりが悪くなってしまうのが原因となります。

姿勢が悪いと起こる症状②肥満・便秘

あまり関連性があるように思われないかもしれませんが、姿勢が悪いことで肥満や便秘を引き起こすことがあります。

悪い姿勢をとっていると、美しいスタイルを作るために必要な大きな筋肉(腹筋、背筋、大胸筋など)がほとんど使われていないので衰えます。

筋肉が減ると、脂肪がつきやすくなってしまうので、肥満になりやすくなるのです。

さらに、姿勢が悪いと内臓の位置がずれてしまい、内臓に負担がかかります。
そのため、内臓が本来の正しい働きをしなくなり、消化吸収が上手くいかず便秘に繋がってしまうのです。

また、姿勢が悪いと筋肉が硬くなり、血行が悪くなることによって水分の流れも滞るため、むくみの原因にもなるので、注意しましょう。

姿勢が悪いと起こる症状③無気力

姿勢が悪くて猫背になると、肩や頭が前に出て、胸郭が広がらずに呼吸が浅くなってしまいます。
呼吸が浅くなると、酸素不足でぼーっとしやすくなり、無気力につながってしまうのです。

ちなみに酸素不足は、基礎代謝が低下して太りやすい体質になってしまう原因にもなります。

症状改善のために正しい姿勢になるには?

姿勢が悪いと起こってしまう症状を改善するためには、正しい姿勢を自然にとれるようにならなければなりません。
そこで、カンタンに正しい姿勢をとる方法をお伝えします。

正しい立ち方

1.大きく伸びをして腕を下す

大きく伸びをすることで、本来あるべき体のポジションを取り戻すことができます。

手の甲が目の前に来るように組んで、頭上に上げ、ゆっくりと下ろしてください。手を見ながら、顔も一緒に動かすようにしてください。

腕を下した後は、体の脇のラインより後ろにおきましょう。猫背になっている人は、手が太ももの前に出ます。

伸びをした後に、腰に手を当てて肩甲骨を背骨に寄せ、自然に肩回りの力を抜くとよいでしょう。

2.後頭部と背中をまっすぐにする

座るときお尻にのせていた頭の重さは、かかとにのせてください。

頭から土踏まずまで一本の糸で引っ張られているようなイメージを持ち、耳の後ろから肩、くるぶしまで一直線にしましょう。

3.お尻の筋肉を意識し、肛門を締めて立つ

両ひざを正面に向け、肩に力を入れず、下腹に力を入れて立つよう心掛けてください。
おしりの筋肉である大殿筋を意識し、肛門を締めて立ちましょう。

詳しくは【正しい姿勢ができているか不安な人は今すぐチェック!壁で姿勢の自己診断をする方法】を参考にして下さい。

正しい座り方

  1. カラダを前に傾け、椅子の一番後ろまでお尻を引いて座る
  2. あごを引いて、上半身を起こす
  3. 床にかかとを完全につけ、リラックスする

骨盤が背もたれに支えられた状態で、上半身が立つようになります。骨盤がまっすぐ立てば、背骨もまっすぐ立ちやすくなるのです。

正しく座った後に姿勢を固定するためには、お腹を机につくほど椅子を引いてください。

詳しくは【この座り方なら疲労知らず!今日から正しい姿勢で座れる3つのポイント】を参考にして下さい。

姿勢が悪いとさまざまな症状を引き起こす

姿勢が悪いと起こる症状は多くあり、正しい姿勢に改善することでカラダは健康に近づきます。立っている時も座っている時も、姿勢は常にカラダに影響を及ぼし続けるのです。

正しい姿勢を自分のものにして、姿勢から常によい影響を受け取れるようにしてくださいね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です