正しい姿勢ができているか不安な人は今すぐチェック!壁で姿勢の自己診断をする方法

 

自分がどんな姿勢をしているのか、自分ではわからないことが多いかと思います。

実は、どんな人でも壁際に立てば、自分が正しい姿勢をしているかどうか瞬時にわかるのです。

この記事ではその方法を詳しくご紹介します。

壁を使って正しい姿勢をチェックする手順

部屋の壁を使い、日ごろから正しい姿勢ができているかどうかチェックする方法をお伝えします。

  1. 壁から30cmほど前に背を向けて立つ
  2. そのままの姿勢で壁にくっつくように下がる
  3. 壁と身体との間にできた隙間をチェック

チェックをする際にいつもと違う立ち方をしてしまっては意味がありません。
壁の前に立つときは日ごろ同じ姿勢になるよう、力を抜いて自然に立つようにしましょう。

壁で正しい姿勢を確認するときにチェックするポイント

頭、肩甲骨、お尻、ふくらはぎ、かかとが壁に設置して一直線になっている必要があります。

壁に付いたとしても、カラダに違和感がある場合は、普段その部分が前に出ているという証拠です。

正しい姿勢をとれているか、もしくは猫背や反り腰の姿勢になっているかどうかは、以下のチェックをすることで判断できるようになります。

壁に最初につく部位はどこか?

ノーマル お尻と背中が同時につく
猫背 背中が先
反り腰 お尻が先

壁と腰の隙間はどうか

ノーマル 片手がギリギリ入る
猫背 手が通らない
反り腰 片手がゆうゆう入る

壁との接地状態で自分の姿勢の特徴が診断できる

ノーマル 頭・背中・お尻が壁についている
猫背 とくに頭と壁の隙間が大きく空いている
反り腰 お腹が前に突き出る状態になる

正しい姿勢の立ち方に改善するポイントは?

壁の前に立つことで自分の姿勢が悪いことに気づいてしまったら、どのように改善すればいいのでしょうか。

立ち方を改善するためには以下の2つのポイントを意識するようにすればカンタンです。試してみてください。

紐でまっすぐ吊るされた状態をイメージする

耳と肩と腰骨が一直線になって、天井から1本のひもで吊るされているようなイメージで立つようにしましょう。

背筋を伸ばそうと意識しすぎて、反り腰にならないように注意してください。

座っている時なら頭から坐骨に、立っている時なら頭からかかとにひもが繋がっていると考えるとイメージしやすくなります。

肩甲骨を背骨に近づけるように動かす

猫背は肩甲骨が開き、肩関節が内側に入ってしまうことが原因です。

そのため、肩甲骨を背骨に近づける運動をする必要があります。

手を肩に置いて、腕をぐりぐり回すことで肩甲骨を開かせることができるので、おすすめです。

正しい姿勢で立たないとどんな悪影響があるの?

正しい姿勢で立たなければ、どのような悪影響があるのでしょうか。
大きく分けて、以下の4つの悪影響が考えられます。

背骨がゆがんでしまう

悪い姿勢のままでいると、骨盤を中心とする全身の関節が変形したり、背骨がゆがんだりしてしまいます。

肩こり、腰痛、頭痛を引き起こしやすくし、筋肉の柔軟性がなくなり、筋力が低下してしまうのです。

血液やリンパの流れが悪くなる

神経が背骨のゆがみで圧迫されることで、自律神経が乱れ、血液やリンパの流れが悪くなってしまいます。

血のめぐりが悪くなることで。偏頭痛、耳鳴り、目のカスミなどがおきるのです。

太りやすくなる

姿勢が悪くなることによって、新陳代謝が落ち、脂肪を消化しにくいカラダになります。

老廃物が排出されにくくなるので、むくやすくもなるのです。

集中できずにすぐ疲れる

姿勢が悪いと、胸郭が開かないので、深い呼吸ができず酸素供給が減ってぼーっとしやすくなるります。

頭や上半身を骨盤で支えず、上半身の筋肉のみで支えようとするので、無駄なエネルギーを消費し続けて、疲れやすくなります。

今すぐ自宅の壁で正しい姿勢ができているかチェック!

正しい姿勢ができているかどうかは、今すぐに壁際でチェックできます。

この文章を読み終わったら、すぐに壁の前に立って、自分の姿勢を確認してみてください。

まずは自分が今どんな姿勢をとっているのかを客観的に見つめて、どんな対策が必要なのかを理解することから始めましょう。

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