初めてのバレエ鑑賞に行くとき、気になるのは服装です。
カジュアルすぎるのも嫌だし、フォーマルすぎて浮くのも嫌ですよね。
そこでこの記事では、バレエ鑑賞の時の服装についてご紹介します。
バレエ鑑賞初心者が知っておくべき基礎知識についても解説するので、参考にしてください。
Contents
バレエ鑑賞の劇場にはどんな服装で行くべき?
バレエ鑑賞で、そこまで神経質に服装に神経を使う必要はありません。
イメージで言うと、すこし高級なお店に行くような気分で服を選べば良いでしょう。
もちろんアウトドアに出かけるようなカジュアルすぎる服装は浮きますが(シャツとジーパンなど)正装をする必要もありません。
少し高級感を意識して、女性なら上品なワンピースやパンツスーツなどを選びましょう。男性もそんな女性に合うようにジャケットを着たり、いつもよりエレガントなイメージでコーディネートしてください。
せっかくのバレエ鑑賞ですから、いつもより少しオシャレな服装で非日常を楽しむのがおすすめです。
バレエ鑑賞のチケット料金の相場は?
バレエをこれから初めて観に行こうと思っている人は、チケットの料金相場も気になるのではないでしょうか。
バレエのチケットは演技するダンサーによって値段が異なります。
海外の有名ダンサーが出演する大劇場(席数3000席ほど)での公演の場合は2万円~3万円の価格が相場です。
少人数のダンサーの公演だと、もう少し価格は低くなります。
初心者の場合、最初は日本のバレエ団の舞台を観に行くのがおすすめです。
予算が1万円以内で鑑賞できる公演こともあります。
バレエ鑑賞に持っていくと良い物は?
バレエ鑑賞にはどんなものを持っていくとよいのでしょうか。
持っていくと役立つものをご紹介します。
双眼鏡
双眼鏡はダンサーの表情や細かい動きを見るために必須のアイテムです。
ダンサーは表情や指先まで細やかな演技をしていますが、劇場の目視ではそこまでは見えないのです。
全体を見たり、一人一人を見たりと、効果的に双眼鏡を活用してバレエ鑑賞を楽しみましょう。
イケメン・美女、有名ダンサー、また細部までこだわりぬかれた衣装にも注目です。
ホールによっては有料で貸し出ししているところもあります。
上着・ひざ掛け
バレエの公演中は、長時間ホール内にいることになるので、温度が合わなければバレエ鑑賞に集中できません。
上着やひざ掛けを持参し、体感温度を調節できるようにしておきましょう。
飲み物
バレエの公演は長いので、水分補給用に飲み物を持ってきておくことをおすすめします。
飲み物は休憩中にロビーで飲むようにしてください。
バレエ鑑賞に予習は必要?初心者におすすめのプログラムは
バレエ鑑賞を楽しむためには、少し予習をしておくことがおすすめです。
ここからは初心者におすすめのプログラムなどもご紹介します。
クラシックの有名どころの演目がオススメ
初心派の人には三大バレエと言われている「眠れる森の美女」「くるみ割人形」「白鳥の湖」の演目がおすすめです。
関東以外の場所では集客が見込める演目が行われているため、公演も多くあります。
地方ではマニアックな演目は少なく、定番の演目が多いので、あまり演目選びを気にする必要はありません。
演目の情報を下調べしておく
バレエ鑑賞中に魅力をしっかり感じるためにも、作品の下調べをしておくことをおすすめします。
とくに重要なのは、どんなストーリーの作品なのかを知ることです。バレエは身体表現のみでストーリーを表現するので、ストーリーを知らないと意味が分かりません。
また、誰が演出の作品なのか、演出家の特徴を知ることで、演出家の意図を感じ取ることもできるようになります。
どんな時代背景の作品で、どんな評価を受けている作品なのかも知っておくと、作品の理解に深みが出るでしょう。
渾身のパフォーマンスをわけもわからず、ただ見るのはもったいないです。魅力を実感し、感動するためには少し作品の理解も必要なのです。
予習の時間がとれない場合は、当日のプログラムに目を通し、ストーリーを理解するようにしましょう。
バレエの服装はカジュアル過ぎなければOK
バレエの服装についてお伝えしてきました。
初めてのバレエ鑑賞は緊張することもあるかもしれませんが、気にしすぎる必要はありません。
いつもより少し上品な服装であれば問題ないので、高級レストランに家族と食事に行くようなイメージで、肩ひじ張らずに非日常空間を楽しんでください。