バレリーナって、みんなスタイルが良いと思いませんか。
実はバレリーナの食生活やトレーニング方法を生かせば、バレエをやらない普通の人でもダイエットに効果があるのです。
そこでこの記事では、ダイエットに生かせるバレリーナの生活習慣を詳しくご紹介します。
バレエがダイエットに効果的な理由
バレエがなぜダイエットに効果を発揮するのでしょうか。
まずはその理由を知っておきましょう。
バレリーナの食生活がやせやすい
バレリーナはただ技術を向上させるだけでなく、見た目を美しくキープすることが求められます。
バレリーナは見た目の美しさを追求するため、肌ツヤがよくなる低カロリーで高たんぱくな食材を選んでいるのです。
このように、バレリーナの食生活を上手に生活に取り入れることで、ダイエットが成功しやすくなります。
姿勢がよくなりボディラインが美しくなる
バレリーナは鏡で自分の立ち姿を見ながら、より美しく見えるように姿勢を整えていきます。
そのため、正しい姿勢が身につき、スタイルがきれいに見えるようになるのです。
バストやヒップの位置が上がるという効果も期待できますね。
基礎代謝が上がる
バレリーナの動きは、体幹がしっかりしていないとうまくできない動きばかりです。
多くのバレリーナはインナーマッスルが鍛えられており、基礎代謝が高いため、太りにくい体になるのです。
ちなみに鍛えられるのはインナーマッスルなので見た目には目立ちません。
バレリーナに学ぶバレエダイエット①食生活編
バレリーナの食生活を実生活に取り入れることは、私たちのダイエットにも役立ちます。
では、具体的に、どのような食生活をすればいいのでしょうか。
低カロリーで高たんぱくな食材を食べる
低カロリーで高たんぱくな食材を積極的に食べることで、筋肉づくりを促進させることができます。
たとえば、鶏肉の場合はももではなく、むねを食べましょう。もも肉は脂肪分が多いため、バレリーナが好んで食べることはありません。
<低カロリーで高たんぱくな食材>
ささみ、胸肉、肉の赤身、大豆製品、ひれ肉など
手軽に続けたい人はコンビニのサラダチキンを活用するのもおすすめです。
特に、夕食に食べるのが効果的です。
筋肉は睡眠中に育ちます。そのため、夕食前にたんぱく質をとることで、筋肉が強くなるのを促せるのです。
野菜を積極的にとり、デザートはフルーツで
ビタミンは疲労回復や体の調子を整えるために必要で、バレリーナも積極的にビタミンが豊富な野菜やフルーツを食べます。
日頃の食事で野菜をとったり、おやつやデザートをフルーツにするように心がけましょう。
<ビタミンが多い手軽な食べ物>
フルーツヨーグルト、バナナ、スムージー、野菜スープ、温野菜など
手軽にできる方法で、無理なく継続することが大切です。
炭水化物や油を抜かない
炭水化物や油は「太る」というイメージがあるため、控えようとしたり、完全にオフにするという人もいるかもしれません。
しかし、炭水化物や油はエネルギー源であり、身体を動かすためには必要な成分です。
バレリーナにとっても炭水化物や油は重要なので、完全にオフするということはありえません。
もちろんとりすぎはよくありません。
朝と夜は炭水化物少なめ、昼はしっかりとるようにするとよいでしょう。
油は植物性の油を使うようにすれば、身体に脂肪をため込みにくいのでおすすめです。
バレリーナに学ぶバレエダイエット②姿勢編
バレリーナの立ち姿は美しいですよね。
まずは、バレリーナの立ちポーズをマスターしましょう。
①頭を天井から引っ張られているイメージで立つ
耳の後ろから肩、腰までを一直線にしてください。
重心をなるべく上にやり、天井から頭を引っ張られているイメージを持つようにしましょう。
②常におへそと背骨を近づける
立っている間は常におへそと背骨を近づけるように意識してください。
お腹に力が入り、体幹を鍛えることができます。
③首には力を入れない
首はすっと伸ばしてリラックスするようにしましょう。
姿勢を良くしようと気を張ると、肩に力が入りやすいので注意してください。
バレリーナの立ち方をマスターして一日を過ごすだけで、スタイルがよく見えます。
体幹も鍛えられて、一石二鳥です。
日頃から気を付け、鏡や電車の窓に写る自分の姿を見て、背筋をチェックしてください。
バレリーナに学ぶバレエダイエット③バレエエクササイズ編
バレエの動きを取り入れたバレエクササイズは海外セレブから広まり、人気を集めています。
バレリーナにとって基本の「プリエ」は足が引き締まり、体幹が鍛えられるのでおすすめです。
具体的なやり方をご紹介します。
①かかとを付けたままつま先を開く
立ち姿勢はバレリーナの立ちポーズのまま、崩さないようにしましょう。
ひざとつま先は同じ方向を向かせるようにし、ひざがつま先より内側にならないように気を付けてください。
②腰が折れないように、ひざを曲げる
床に向かって骨盤を水平におろしていきます。
この時も、姿勢を崩さないように注意してください。
テーブルや椅子に手をかけて行うとよいでしょう。
③さらに深く腰を下ろすと「グランプリエ」
プリエに慣れ、正しい姿勢を覚えたら「グランプリエ」にも挑戦してみましょう。
プリエの状態から、姿勢をそのまま崩さず、ゆっくりと膝を完全に曲げていきます。
しゃがみこんだときに力を抜かないように注意してくださいね。
プリエを行う際、足首や膝が痛むことがあります。そのようなときは足を開いてやっても構いません。無理はしないでください。
プリエを行うことで太ももの筋肉を鍛えられ、美脚に近づけるようになります。
詳しくはこちらの記事を参考にして下さい。
海外セレブも大注目!自宅で簡単にできるバレエエクササイズで体幹を鍛えよう
バレエでダイエットするためにベストな手段はスクールに通うこと
バレリーナの生活習慣を身に着けることで、ダイエットに役立てられることを説明してきました。
この記事を参考にバレリーナの生活習慣を取り入れ、ダイエットに役立ててみてくださいね。
バレエの基礎に関する情報も紹介しましたが、本格的にやりたい人は基礎をプロに教わった方がよいでしょう。
自分でやると間違った基本を覚えてしまう可能性がありますし、間違った立ち方や足のポジションはけがの元だからです。
興味のある方はぜひ、バレエ教室の門をたたいてみてください。